寂れるべくして、寂れる

開発合宿で伊東に行ったのだけれども、旧来型の観光地は寂れるべくして寂れているんだなぁという実例をまざまざと見せつけられてしまった。
もう、旧来以前としたままの観光地なんて潰れればいいんじゃないかと思った。


伊東に車で行くと海岸線で見かけるのが、海の家の呼び込み。1軒2人ずつくらい、うちわを振って呼び込んでいる連中が居る。うちわにはPという文字を見えるようにしてるだけで、具体的な料金やらは最初から提示していない。裏を返すと一応料金表が書いてあるようだけれども、不当な料金設定になっているせいか最初から価格を提示するという気はさらさないみたい。
しかも、車を泊めたら泊めたでやたらと高い海の家のサービスを強制的に受ける必要があるという不条理。


こんな、観光客を馬鹿にした古いスタイルで呼び込み続けて客が来るのかなぁと疑問に思いつつ、昼食に魚料理の店に入ったわけだけれどもそこがまた酷い。
店員のおばさんが店を仕切っているのだけれども、何かにつけて命令口調。しかも、別の客が水を頼んだら「水はここにあるんですよね(言ってない)。ご自分でやってもらえますか?」ときたもんだ。
さらに、ランチの定食なのにご飯もなぜかセルフサービス。おかわり自由というわけではなくて、手を抜くためにやってるんだろう。これについても横柄な口調で自分でよそれとか言っているし。自分はマグロ丼を頼んだので、どんぶりのご飯もセルフサービスだったらその場で店を出ようと思ったけれど、さすがにどんぶりにはご飯をよそってた(笑)
後から来た客の席への案内からして店本意でかなり横柄な態度だったし、殿様商売でずーっとやってきたんだろう。この店は、他にも観光船や海の店も持っているみたいだけれども、海の家でのサービスも推して知るべしってとこだろう。

自分さえ儲けられればいいと言うスタイルで営業していれば、客の方も一度は騙されるかもしれないけれど二度と騙されてたまるかと思うようになり、誰も客として来なくなると想像できないんだろうか?

まぁ、まともなサービスを受けたことがないおっさんおばさんが経営しているのだからしょうがないかもしれないけれど、昔から暴利を貪ることしかしてないから地方にはあると言われる純朴さも全く無く、ただ昔ながらのあくどい商売のやり方をやるだけ。

こんなやり方を続けてるから客が少なくなっているというのに、自省する気は全く無く他人のせいにしているのだからなお達が悪い。
もう、ほんとこういう観光地は一度完全に潰れてしまえばいいんじゃないかと思った。