VAIO TypeP触ってきた

さて、既に家電量販店には展示品があるとのことだったので、昨日VAIO TypeP触ってきた。
触ってみた感想としては、確かに小さいしなんとか使えるといった感じ。

ヨドバシカメラ西口本店に行ってみると、カラーバリエーション3色揃った実物大パンフレットと実機が2台ずつくらいに分散して6台程度展示してあってなかなかの力の入れよう。
実物大パンフレットは持ち帰って自分のマシンと比較してみると非常にインパクトがあるので、読んだ人はパンフレットだけでも持ち帰ってみるといいかもしれません。買いたくなっても知らないけど(笑)


展示台に置いてあるマシンを使っている人がいたので、バッテリーの入っていないマシンを片手持ちで使ってみた。バッテリーが入っていないのもあるけれど、無茶苦茶軽い。これなら、ジーンズのポケットには入らなくても、コートのポケットなら入る。実際、入れてみたけど入った(笑)


トラックポイント付きキーボードの場合、最悪キー入力しながらカーソル操作ができるという利点もあるのだけれども、TypePでもなんとか使える。横長の形状だと立ちながら使うには難しいと思う人も居るかもしれないけれど、車内で立って使うとかも出来るんじゃないかなぁ。
キーボードとしては、やはり開発者インタビューにもあるようにキーストロークが非常に浅い。とは言え凄い頑張っているとは思うけれど、EeePCとかには負けるなぁと思った。あっちはある程度流通してる部品使ってるし。
スティックポイントが使いづらいという声がいくつか聞かれていたけど、確かにThinkpadやInterlinkXPのTrackpointと比べると若干使いづらく感じた。力を込めてカーソル操作をしようとしても思いっきり動いてくれない
Trackpointの場合スティックの支柱にかかった圧力で移動方向と移動量を算出しているので、多分キーボードのストロークが浅いせいでTrackpointの支柱の長さも短くなって、なかなか適切な移動量を算出できないのだろう。スティックポイントのドーム形状も小さいから指先で強く押せないというのもあるだろうし。
開発者インタビューでもスティックポイントのドライバの改良が必要だと言っていたし、Trackpointのドライバ次第でこのマシンが使いやすいと言われるか、小さいから使いづらいと言われるか重要な部分だと思うので、ここら辺の改良はなんとか頑張って欲しい限り。

サイズ比較編

で、研究室に置いてあったInterlink XP741とThinkpad X61とサイズ比較をしてみた。画像の白飛びは勘弁を。

意外なことに、EeePCやInterlinkXPのようなネットブックやミニノートと言われるようなマシンより横幅は広い。まぁ、解像度とキーボードサイズを優先したということを考えれば当然かもしれないけれど、本当に横幅があるなぁ…と思った。横幅だけ見ればThinkpad X61とそれ程変わらないので、キーボードとしてもなかなか大きい。出先での入力では、これは大きなメリットになるんじゃないかと思う。


ついでに、Willcom03と比較。VAIO TypePとWillcom03の縦幅がほぼ同じ。小さいなぁ。



キーボードだけで見ると、Thinkpad Xシリーズより若干小さいだけ。ただ、画面サイズは半分と言った所だろうか?
ただ、Thinkpadにあるパームレスト部分がまったくない状態なので、実際に机に置いて入力する際には何かパームレスト代わりになるクッションか何か置いた方が良いように感じた。
まぁ、電車内ならそんな気にしないかもしれない。



スペックについては、VISTAATOMの影響かCPUパワーを使っている時にカーソル移動が遅くなるなど若干気になったところもあった。ただ、このサイズのマシンでテキスト入力したり動画を見たりする分には全く問題無いだろう。

InterlinkXPユーザとしては、夢見たマシンの再現だけに非常にうれしい。
しかも、Interlinkと違って注目度が非常に高いのもいい。
ミニノートというと今までは注目されない分野の製品だったけれど、それが変わってきたんだなぁなんて感じたVAIO TypePでした。