Willcom D4のコンセプトは不明確

さて、ミニノートユーザの福音になるかと思いきや壮大なガッカリガジェットだったWillcom D4ですが、ウィルコム「WILLCOM D4」はUMPC市場で風雲児となれるのか?なんて記事が。
最初に出したWindowsが動くPHS端末というコンセプトは間違ってないはずなんだけれども、なんでこんな端末が出来ちゃったんだろう…と思ってしまう。
なんで単独で通話不能なんだよとか、WindowsVISTA起動しないと通信できないとか、大容量バッテリーつけても数時間しか使えないとか、なんのためのモバイル端末なのか理解不能な感じ。
そんだったら、EeePC+USB接続の端末買った方がコストパフォーマンスはいいし、使いやすいし。
シャープは『「日本における小型PCの市場規模を考えた場合、このようなMIDは通信事業者と一緒に展開したほうが(購買層の大きさを考えると)望ましい』とか販売戦略として考えるのはいいんだけど、Vistaモデルのみしか売る気がなさそうなところを見ると、まともに売る気があるのかちょっと疑問な所はある。ガジェットマニアが最初の購買層であるはずなのに、そっちを相手にしない販売戦略とかありえん。
そもそも、スペック的にビジネスユースには厳しいようなマシンなのに、中途半端にビジネスユースに対応してるふりをしているというのは、自ら発売前から失敗する気満々にしか見えない。